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軽めの仕上がり (はてな編)

Curiosity is the most powerful thing you own.

サイバーセキュリティと機械学習

このところIT界隈でのトピックの一つはMachine Learning (機械学習)。

 平たく言うと、蓄積したデータから固有のパターンを見つけ出し、新しいデータが付加されるたびに反復的に学習して、将来を予測したり分析を自動化したりといった効果が得られるものです。この「反復的な学習」を支えるアルゴリズムがサービス提供各社のいわばエンジンな訳ですが、そういったものをサイバーセキュリティに応用したのがこちらの会社。

 アタックやハッキングされたりマルウェアに感染する前に対処しましょう、と。要は自動車で言う所のActive Safety と同じ発想です。

 機械学習の売り手から聞いて話ですが、機械学習自体のユーザというのはかなり少なくて、事業としてはスケールさせにくいのでSVでは否定されがちだが、こういう風にエンドユーザのメリットとして還元できる場合はスケールメリットも期待できるので評価も高いのでしょう。

www.cylance.com

svs100.com

で、こちらのCEO氏が上記、

The SV Startups 100 | シリコンバレースタートアップ100

のインタビューで豪快な発言。

私は、もともとセキュリティ企業のMcAfeeでWorldwide CTOを務めており、いかにハッカーが簡単にコンピューターに侵入できるかという実情を知っていました。 これは嘘のような本当の話なのですが、実は私はMcAfeeのソフトをひとつも使っていませんでした。Worldwide CTOをしていたにもかかわらずにです。なぜならMcAfeeのソフトでは、ハッカーの攻撃を防げないことを知っていたからです。 (下線は筆者)

  いいよね、こういう身も蓋も無い発言。まさに西海岸テイストで大好きです。

 この悪びれるでも無い発言から私が再確認したのは、このCylance 社が提携した相手であるDellがかつてのキャンペーンで使っていたキャッチコピー、Take your own path です。日本語だと「あんたの信じる道を行けばいいのだ」的な。

 この方はCTOからCEOという方ですが、いずれにしてもそれなりに社会的な立場のある方がこういうかっ飛ばしをするのを見て、改めてマーケティングを生業とする以上は、「食べてみて美味しいものは素直に受け入れる。誰が調理したかは問題では無い。」という心意気を再確認しました。